(82):Second Server(院長) 2009年9月15日(Tue)16:33
First Server と Second Server

Second Server は、整形外科など レントゲンCR 等から多量に検査が発生し、ファイルサイズが大きくなるため、レントゲンCRという保存義務のある検査をより安全に、別サーバーに保存するために設置することが多い。

注) ただ、あくまで RS_BaseでのレントゲンCRの閲覧は診断用ではないため、フィルムレス診断には、薬事認証Dicom Work Station を使用する必要となります。一方、レントゲンの保存義務に関しては、RS_Baseにてバックアップをとりながら適切に管理されていれば、問題ないと思われる。(つまり、Dicom Work Station の容量が小さくても、RS_Baseが大容量であれば、OK)

【設定方法】
--------------------------------------------
RS_Base First Server の条件を
 PC名: First
 共有ドライブ名: D
 IPアドレス: 192.168.1.11

新たに設置する RS_Baseの Second Server は
 PC名: Second
 共有ドライブ名: D
 IPアドレス: 192.168.1.22

 と仮定して説明する
--------------------------------------------

【First Server PC上の RS_Base 自体の設定】
基本情報 画面にて
  データーを保存するPCのネットワーク上の名前: First
 RS_Baseをインストールしてあるドライブのネットワーク上の名前: D
 データーを保存するPCのIP Address: 192.168.1.11

【Second Server PC上の RS_Base 自体の設定】
基本情報 画面にて
  データーを保存するPCのネットワーク上の名前: Second
 RS_Baseをインストールしてあるドライブのネットワーク上の名前: D
 データーを保存するPCのIP Address: 192.168.1.22

重要)
First Server, Second Server 自体のRS_Baseでは、基本情報の Second Server's Name の
設定は行わない。 これを行うと、各サーバーでのRS_Baseリロード時、他のPCへの余計な
アクセスが発生し、且つ、設定の間違いの吉凶となりますので。

--------------------------------------------
【クライアントの設定:】
・Second Server を閲覧しない端末の設定は、変更の必要なし。


・Second Server を閲覧するクライアントの設定は

基本情報 画面にて
  データーを保存するPCのネットワーク上の名前: First
  RS_Baseをインストールしてあるドライブのネットワーク上の名前: D
  データーを保存するPCのIP Address: 192.168.1.11

Second Server's Name: Second
Drive: D
IP: 192.168.1.22

Second SV表示:on off は、後に説明

name同期(主→2SV): これは、高頻度にリロードするクライアント1-2箇所で on とする。
 (on で、First Server の 患者情報を定期的に、Second Server にコピーします)

注) Second Server への name.csv の定期的コピーは、RealSync を用いることも可能

---------------------------------------------------
一般的な閲覧方法のための設定

設定1)
Second Server へのみ Dicom を保存し、First Server に、そのjpg画像を保存しない場合

基本情報→両データ表示 を on にすれば、患者画面で、Second Server の Dicom の検査名が表示されます。

設定2)
First Server に jpg、Second Server へ Dicom を保存し、それぞれ違う検査名(胸部写真、胸部写真D など)で保存する場合。

基本情報→両データ表示 を on と設定
にて、患者画面で、Second Server の Dicom の検査名も表示されます。

設定3)
First Server へ jpg、 Second Server へのdicom のファイリングを行い、両サーバへ同じ検査名で登録する場合。

両サーバーに登録する、jpg Dicom の検査名を同じ検査名に下記方法で設定します。
 両サーバーの、基本情報→ __自動読み込み検査名変更   
 で、読み込み検査名を変更して、同一になるように指定。

各クライアントの 基本情報→両データ表示 の設定は off

基本情報 → 日付起動プログラム指定 で
 検査名: のところに、検査名(たとえば、胸部写真) を指定し、起動プログラム名: のところに、DICOM (半角)と記載します。
以上で、上述で指定した検査の日付のところをクリックしますと、ダイレクトに副サーバーのdicom画像が開きますます。 
 この方法のメリットは、First Server と Second Server の検査が一つの検査で表示され、検査名クリックにて、jpgが開き、日付クリックにて、Dicom が開くということになります。また、この設定では jpg をweb表示した時に、SB1 SB2 のリンクが表示され、そのクリックにて、その画像のDicom 画像が開きます。
---------------------------------------------------